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2004年11月26日
逝く人
ニ三日前のことですが...。ネットの知人が急逝したという情報が届きました。
実際に逢ったのは数回だけ。ネットでもChatで少し話した程度の知り合いなんですが、
技術的なこと、生き方、文化というもの...。色々なことを教えてくれた人でした。
なくなる数日前に逢っているチャットメンバーも何人かいたそうで、あまりに急な話に非常に驚きました。
結局、ネットの知人が御通夜・葬儀にそれぞれ10名前後集まったとのこと。
自分は何も出来なかったんですが、故人の冥福を祈るばかりです
投稿者 TryYouMakeIt : 19:29 | コメント (1) | トラックバック
2004年11月15日
とも、テレビに出る<日記>
なんか、本人とは違う誰かが出ていました。
奴はあんな奴じゃありません。
もう一度見直して、ちゃんと書きたい気持ちもありますが、もう見たくありません。
テレビなんて信用しちゃいけませんね。色々勉強になりました。
でも、皮肉なことにアクセス数増えてます。
なぜか、ゼンゼン嬉しくありません。
ま、来てくれた人の中には、良い人もいると思います。
誰にも来て貰えないと、良い人も見つけられませんから、これが良い出会いに
つながることを信じます。
投稿者 TryYouMakeIt : 00:21 | コメント (1) | トラックバック
2004年11月08日
<イロイロ思う> 渡来、その野望
最近は身の程を知るようになり、虚言は吐かないようにしているんですが、渡来にも夢があります。それは...。
投稿者 TryYouMakeIt : 02:00 | コメント (0)
2004年11月05日
<イロイロ思う> 造型師ではあるが、着ぐるみ師ではない!のか。
最近、イロイロ思ったりしてまして。たとえば・・・。
自分はカケダシ造型師を名乗れても着ぐるみ師は名乗れないなぁ、とか。
現状、アタマだけひたすら作っていて、衣装どころか髪の毛にさえ手が回ってない状況なんですよね。キャラクタとして見た場合、どんなに顔が出来ていても、髪の毛や衣装まで揃わないと表に出れない...出せないんですよ。
さらに、実はまだ自分で着る覚悟がない...。着ぐるみは「キャラクタを表現するもの」ですから、着てある程度動かないと着ぐるみの良さは判って貰えないと、最近特に思うわけです。
以前は、アタマさえ出来ればOK。髪の毛の質までは気にしないって方針で考えていたんですが、実際にページを立ち上げたり、人と話をしていると、自分の考えの至らなさに気づくわけです。はい。
でも、造型師でアカンのか?って考えると、それでアカン理由もなく...。
自分で着れなくても、着たいけど作れない人に夢を売ってあげられるならそれも良いのかな...なんて思ったりするわけです。はい。
投稿者 TryYouMakeIt : 21:04 | コメント (0) | トラックバック
<イロイロ思う>誰に会いたいのか? それが問題だ。
やっと製作について語れる立場になれたかな?と自負する今日この頃です。
さて。今日は偉そうな話をします。題して、「製作に一番大切なこと」。
アタマ作りにもイロイロな方法がありますが、自分は粘土原型から石膏を抜いてFRPに置き換えるって方法をとっています。
粘土をこねているとき、石膏からFRPが抜けた瞬間、FRPをパテ修正しているとき、一瞬「誰を作っているのか?」を忘れそうになるときがあります。すぐに、「あ、この娘はxxだ!」って戻ってこれるなら問題ないんですが、そのまま「あれ?あれ?」なんて思っていると失敗します。
自分の中に、作りたいもののイメージをしっかり持つ。これ、重要です。
粘土原型は少し触るだけで形が変わってしまいますし、石膏型からFRPへと作業するときもディテールが消えてしまうこと多数。パテ盛りも同様です。
それでも、誰に会いたいのか判っているなら、ちゃんと戻ってこれるはずです。
現在、同じ型から抜いたFRP(最終的に仕上げる予定)がみっつ並んでいるんですが、それに修正入れて別キャラクタにしています。
「このキャラクタは、目と鼻の形がポイント。こっちの娘の目元はこうして...。」
最初は取り違えて作業しそうになりましたが、今ではちゃんと見分けられます。w
ちゃんと、誰がどれだか自分の中で整理しないと、みんな同じ顔にしかならないんじゃないでしょうか。
この3人娘は、全体にパテ修正が終わった時点で軽くサフ吹いて並べて記念写真を撮りますからしばしお待ちを。(でも、作ってる本人にしか判らない違いなのかもしれないなぁ)
投稿者 TryYouMakeIt : 04:58 | コメント (0) | トラックバック
<にっき> 客来る
今日はお客さんが来ました。 最初の顧客です! やった!!
なんか、やっぱり自力で作りたいけど原型から起こすの大変で...。って話。
結局「素抜きカスタム」で話がまとまりました。(商談成立!)
今は表稼業が忙しいので。そんなに急がないとのこと。
目の前で若干カスタム入れて、残りはこちらで修正後納品と決まりました。
ま、そんなに手間のかかる部分じゃなければ、こういうのもあり、ですね。
初めての現金収入かも! やった!! w
それ以上に御近所さん開拓の喜び!!内臓さんGETの予感?
投稿者 TryYouMakeIt : 03:12 | コメント (0) | トラックバック
2004年11月03日
<イロイロ思う>人形は悪女か?
今日もChatで話をしていたんですが、やはりお人形は金がかかる!
これはサイズに関わらず、1/6だろうが1/1だろうが、衣装からナニから突っ込んであげないと可愛くならないんですな。
話し相手のぎょっちさんは、髪の毛だけでかなりの額を投資したとのことで、やっぱり見栄えが良くなってます。
「どれだけ愛情(=お金)を注ぐかって重要かも!」なんて話をしていると、まるで悪女に貢いでるみたいです。汗
私は頭を自作することで、見た目のコストを圧縮してるんですが、髪の毛とか、衣装まで手が回らず...。恨めしげな目で見返されてるような気がします。
おかげで夜も眠れず、より可愛く美しく清楚になって欲しいと願いつつ夜なべでパテ盛りなんかしていると、まるで夜な夜な精根を吸われているようで...。
イベント前の自作系着ぐるみ演者さんたちもやっぱり眠れないようで、「ぐは!リボンつくらねば!」なんて声が聞こえてきます。
やっぱり、悪女なんでしょうかねぇ。
ってオチを考えていたんですが、愛娘だと思えばなんてことはないのかも。
成長途上の娘が一人いたら、夜眠れないのも当たり前。投資したものを返せ!なんて誰が言うんでしょう。(いや、やっぱり言うのかも。)
ま、人形保有者が入れ込むのは「もう離さない!お前はオレのモノ!」ってところがあるかも知れませんが、製作して最後には養子に出さなくちゃならない立場としては、「誰からも愛される娘に育って欲しい!(そうじゃないと貰い手がつかない!)」って思いが強くて...無闇に贅沢に育てるのもナニかなぁ、って思うところもあります。w
≫続きを読む投稿者 TryYouMakeIt : 20:39 | コメント (1) | トラックバック
2004年11月01日
<イロイロ思う>焦り
最近、焦ってます。もう、アタマ作るのに飽きました。
ここまで頑張ったんだから、一回くらい着てみて良いでしょ?
一回くらい、可愛いね!って言われたいじゃないですか。
もうすぐ冬です。紅葉の季節も間近です。
撮影会ってシャレ込むには最適の季節です。
なんで、こんないい時期に、部屋にこもって、ストイックに、パテ盛りなんて地味な作業してるんでしょう!
作るのが好きだから作ってるんですけど、なんか限界かもしれない。
納期も目標もなく、ただひたすら自分の能力を高めるためだけに作業する。
これって趣味なんですか?
くそ!春までには、来年までには!今年中に! そこそこ衣装も揃えて、秘蔵の娘を抱えてイベントに出てやるぜ!!製作願望系20年の恐ろしさを見せてやる!!
そのためには...パテ盛らなきゃ!塗装しなきゃ! 衣装そろえなきゃ!
あぁ、こんなこと書いてられない。頑張って作業しよう。
投稿者 TryYouMakeIt : 23:53 | コメント (0) | トラックバック
<イロイロ思う>リュミエールに逢いたい
ちょっとネタの困ってます。
そんなわけで、リュミエール誕生秘話をば、一つ語って進ぜよう。
そもそも事の起こりは、一年前にさかのぼる。
当時、「週間わたしのおにいちゃん」なるものが出版されていたわけだが、リュミエールの原型は、この中の「eカラでノリノリ!」をモデルに作成されている。
当時...土台にカットマネキンを使い、等身を下げるため普通よりも若干大きいサイズで粘土を盛ったため、異常に重くて石膏かけ作業する気にもならず夏を越してしまった。
夏の終わりに、別件で粘土が使いたくて、暑さで歪んだ顔を治してとりあえず石膏を掛け、FRPを抜いて...パテを盛り始めたのが8月だったと思う。
このとき、いつもの通り二つ抜いてあった一つが、後にリュミエールへと変貌していくことになる。
そんなわけで、当初は目も垂れておらず、口は開いた状態だった。
リュミの原型を見てもらえば判ると思うが、額があまり出ていない。これは、前髪にある程度ボリウムがある「eカラでノリノリ」を世襲したためだ。
さて、ではリュミエールへの分岐点はどこかといえば...。
ワンフェスでお世話になった某氏(後に明らかにするはず)から「リュミエールっていいよね」との話が出たその日から、妹はリュミエールへの道を歩くことになる。
まず、目元の修正。 リュミのポイントである垂れ目に変更。
そして口元。 口閉じに修正。そして口角を若干上げて笑みを表現することにする。
最後にアゴ。 リカヴィネにはあごがないが、少しだけアゴを足すことで見た目の年齢を若干上げる。(6歳→10歳)
このとき、額をもう少し前に出しておけば...。デコ出しキャラクタにしては額が寂しいところ。(正確には実際に仕上げてみないと予想できない)
そういうわけで、欲しい人があればソレを優先原則(?)に基づいて、リカヴィネは後回しになる。
現在着々と複製のパテ作業が進んでるようで、原型製作者としてとても楽しみだ。完成したら逢いに行くよ!