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2006年02月25日

「いわゆる美少女系着ぐるみ」の歴史

今から語ることは、ある程度歴史的事実に基づいていますが
基本的には渡来の私見・渡来の解釈です。
間違ったことも書いてあるかと思いますが、私の知りうる範囲でまとめた結果
ですから、あくまで限定された情報から編纂されたものだと御理解ください。

 私自身が混乱しないように、一方を「ドーラー」、一方を「着ぐるみ」と呼称します。

 私が知る限り、個人所有(強いて言えば自作の)着ぐるみが表舞台に登場したのは
12~13年前のコミケ会場になると思います。

 「着ぐるみ」を持ち込んだのは、かっきーさん。
 今でもWF等で大量の自作着ぐるみを持参して周囲を楽しませているのは、
当サイトへお越しの皆さんなら御存知でしょう。
 基本的に住宅展示場等で開催されるキャラクタショーに準じる着ぐるみだと
御理解ください。エンターテイナーという要素が大きい・・・。と私は思っております。

 「ドーラー」の登場もほぼ同時期になります。
 当時、ドーラーと呼ばれた人物は...牧瀬氏(ドールマスター)と水野由美氏に限定する
(他に島風榛名氏を含めたかは記憶があいまいです。ごめんなさい)との見方が強く、
その後増えていく着ぐるみ愛好家は「ドーラー」ではないとの論争もありました。

 それぞれの思いを直接知るのは難しいですし、それを言葉にするときは発言者の
認識と思惑が入ることを御理解頂いた上で聞いていただきたいのですが・・・。
 「ドーラー」のお二方も「メタ研主催者」村島氏も、女装愛好家としての一面を
お持ちでした。歴史的事実ですが、解釈は私の個人的なものであること
を忘れないでください。

 私が「ドーラー」の歴史を語るとき、女装や「より完璧な人形になりたい」との願望を
持った人たちの存在について語らないわけにはいきません。
 そういう人々の存在を否定するわけではありませんが、活動の指針から心理的な
ものも含めて、完全に同一視できるものではありませんので、私は自分のことを
「ドーラー」とは認識しておりません。

 もちろん、女の子を演じてみたいとの欲求も持っておりますが、活動をする上で
何を優先しているか?という話は、本人にとっては重要な事項なのです。

投稿者 TryYouMakeIt : 2006年02月25日 13:01

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コメント

元水野由美です(笑。ずいぶん遡りましたねえ。ちょっと補足させてください。

 かっきさんによると、それ以前に紙製面のわりにはよくできた女性人型着ぐるみの存在が確認されています。ドーラーはコミケ参加でかっきさんに1年遅れており、まだ持ちブツもありませんでした。島風さんは雑誌GON!で一緒に紹介されたドーラーです。

 ちなみにドーラーの由来はその雑誌記事の打ち合わせに関わっていたtakeさん(ご本人によると同席した別の人?)が、当時はやりのアムラーに引っかけて命名したものです。これは後に新宿ロフト+1のPFCライブで、同席した私や当時のメタ研関係者が耳にしています。
 ドーラー論争は、牧瀬さんのHPにある「ドーラーの定義」に端を発していると思いますが、私自身は言葉は一人歩きするからそれでいいと思っていました。doll=着飾るという動詞の意味と緩く解釈することを提案したほどです。

 コスプレイベント等で人型着ぐるみの総称に使われるほどにもなりましたね。ドーラーを自称するかどうかなどは全く任意ですが、当時ドーラーの条件に見合わないからと真剣に悩んだ方もいたようで、今思えば想定外の心苦しい出来事でした。

投稿者 水野優 : 2006年02月25日 15:36